2014年の門松作り
- 投稿日:2014.01.21
菖蒲館には毎年、立派な門松が飾られます。
毎年末、運営協議会・まちづくり部会・他有志の方々が廃材を使って作成しています。
2014年の門松は、実際にどういうふうに作られたのかご覧ください。
立派な孟宗竹ですね!
この竹は、市の鶴牧西公園での伐採活動で廃棄された竹をもらい受けてきたものです。
すくすく成長した立派な竹は長いです。
作業場は菖蒲館裏手の倉庫前を使います。
さぁ、どんな手順で作成していくのでしょうか?
まちづくり部会、他、有志の方々です。
この作業は?????
門松の土台となる底板を、これまた、廃材を利用してイメージした門松の大きさに切っていきます。
新年を迎えるには、どの竹のどの部分がふさわしいか・・・等
出来上がりをイメージしながら寸法どり等、計画を練ります。
竹をカットしていきます。こんなに長い竹ですから5人がかり!
いよいよ切断作業に入ります。
竹は丸いし、滑るのですっぱりと美しい切り口になるように、それも斜めに切断するのはけっこう難しい・・・
かたや、門松が形づけられる底板に、型くずれしないように大きな缶で土台を作っています。
門松の土台はなんとオイルの空き缶だったんですね!
安定性を高めるため、中に土を詰めてどっしりと重量を出します。
容易に倒れないように安全にも十分な配慮しての製作です。
門松らしい角度に、最後は手鋸で切り口を丁寧に、潔く斜めにカット!
幹の若竹色と切り口の麦藁色の対比が美しいです。
土台にすっくりと竹を立て、松の枝を入れ、周りを藁で巻きます。
師走の寒さの中、気合いいっぱいで腕まくりでの作業です。
2014年 迎春のための門松の全容が見えてきました。
立派な門松です!!
ここからは正面玄関に設置してからの作業になります。
えんやこら!
いつもどおり作業後の後片付けもきちんと済ませます。
無事に設置が完了しました。
伸びやかな竹、繁栄の若松、巻かれた藁も清々しく、難を転ずる南天の赤い実も加わり
廃材利用とは思えない、素晴らしい手作り門松です。
皆さん、お疲れさまでした。
この門松は新春のどんと焼きで焼き、地域の皆さんの今年一年が佳い年となるようを願いました。